大宰府
何年ぶりだろう大宰府へ行った。
九州国立博物館で開催されている、「本願寺展~親鸞と仏教伝来の道」を見に行ったのだが、今回は西鉄電車で行ったので、大宰府天満宮にも寄ったのです。
本願寺展では、和歌や書道、茶道の素養があれば、もっと楽しめたのであろうが、私が楽しめたのはこの2点
1、親鸞直筆の観無量寿経註、阿弥陀経註と解説
観無量寿経、阿弥陀経の行間にびっしりと解説や覚書が書き込まれているもので、それだけで親鸞のエネルギッシュな生涯が垣間見えるような逸品でした。
親鸞は明治初期には、「本願寺がその正当性や独自性を高めるための想像上の人物」と思われていたこともあるほどの本願寺のカリスマなのだが、その人物は、教団のトップではなく、パイオニアであり研究者である。その人物が伺える展示物であった。
1、 歴代門主の肖像画
蓮如以降であったか、歴代門主の肖像画があり、当然、それは一人づつ描かれたものなのであるが、顕如のみは、その「奥さん」も描かれていて、2人が一枚の軸に描かれているのだ。この顕如の奥さんは、跡継ぎ問題に、秀吉や家康の介入を招き、本願寺の分裂(本願寺派と大谷派ですな)の原因となったひとで、「なるほどなあ」と妙に感心した次第です。
まあまあ、本願時展は、思ったほど楽しめなかった訳ですが、帰りに大宰府に寄りました。
10月は、「合格祈願特別大祭」と書いてありまして、受験生の親としては、「特別」という文言に引っかかるわけです。
「お守り」など自分で買ったこともありませんが、ついフラフラと「お札」を買いました。
巫女さんが、「1000円お納め下さい」というのが可笑しく思います。「お買い上げ」じゃないんですね。
「自分も人の親なんだなあ」と妙に感心した1日でした。
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