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January 30, 2010

寂寞~2

蓮如は、浄土真宗中興の祖ですが、中世最強のアジテーターとも言えます。
親鸞はマニアックな天才ですし、蓮如がいなければ、浄土真宗はこれほど大衆化しなかったし、戦国時代に「一向宗」という一大勢力も生まれなかったわけです。
蓮如が地方の信徒にあてて書いた文章は「御文章」と呼ばれ、わかりやすく教義を説いたものが多いのです。
特に、「白骨の御文章」は名文としても知られ、真宗の法要や葬儀ではよく聞かれるものです。

「・・・されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。・・・」

人生の無常、命のはかなさを説いた名文です。
葬儀でこの「御文章」を聞くたびに、「真面目に懸命に生きねばならぬ」と感じられるものです。
機会があれば一度読んでみてください。

南無

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